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Trompowsky Attack

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月19日(金)19時46分32秒
返信・引用
  オープニングの変革期は過去に何度かありました
トップ選手達の対戦譜を集めたインフォーマントが
出されてからは情報集めが容易になり定跡の進歩が
加速していく事になりましたそして間を空けずして
encyclopedia of chess openings が1974年から
次々と出版されたことでプレイヤーの定跡に対する
意識が変わりましたフィッシャーの活躍した以前は
個々の選手の研究が物を言った時代でもありました
ですがエンサイクロペディアの出版で形勢の評価を
エンサイクロペディアで仕入れるようになりました
またほぼ全ての手を網羅していたので活用の有無と
棋力の向上が比例で合致していくことになりました
06年にクラムニクが PC ソフトに負け越したことで
認識が変わり局面の評価をソフト側に任せるように
なり人が違和感を持つような手も多く出てきました
今やスマホのソフトでも十二分に人を凌駕するので
定跡の評価をソフトが受け持つ時代に入っています
1.d4 Nf6 2.Bg5(参考図)
古くからある手段ですが奇策と思われていました
なんとは無しにビショップが出た手でナイトとの
交換を目指していないのでヘンとみられてました
2. ... Ne4(参考図)
ピンではないのでナイトに飛ばれるとビショップが
当たりになり逃げるのは後手となるのが不満でした
3.Bh4?! g5 4.f3 gh4 5.fe4 c5 6.e3 Bh5 7.Kf2
初期の頃に指されていた変化で黒の方が勝率が高い
Bh4 は追撃されて白悪いのでトップは指しません
3.Bf4 c5 4.f3(参考図)
研究が深まり難なく指せるとしたので試みる人多数
ただしビショップを守る手はみんな興味ありません
f4 に引くのが良い位置で g5 は疑問手になります
3.Bf4 g5? 4.Bc1 Bg7 5.f3 Nd6 e4 白は十分です
センターが厚く黒は型崩れの g5 の負担残りです
4. ... Qa5 5.c3 Nf6 6.d5 d6 7.e4 g6 8.Nd2 Bg7
9.Bd3 Nbd7 10.Nc4 Qc7 11.a4 0-0 12.Ne2
手順を効かしてもナイトは元の位置に戻る事になり
成果は上がってませんし反撃の e6 は指しづらい
6. ... e6 7.e4 ed5 8.ed8 d6 9.Qd2 Nbd7 10.c4
Qd2 11.Kd2 b5 12.Na3 a6 13.b3 b4 14.Nc2
早めの e6 は筋でベノニと同様に d6 は黒の負担
白の立ち遅れを咎める術が Re8 だけでは心許ない
クイーン交換は黒の利でナイトの取り返しが無難
 
 

Bird Opening

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月17日(水)18時36分31秒
返信・引用
  1.f4 (Bird Opening 参考図)
あまり効果的な戦法とは見なされてはいません
トップGMの間では早指しで採用されるくらいです
e4 と突いてポーンの並びを目指しているのなら
シシリアン全盛の今なら容易ですが良い手とは
思われてはいないでしょうほとんどの人はしません
1.f4 f5 2.Nf3 Nf6 3.b3 b6 4.Bb2 Bb7 5.Bf6 ef6
6.e3 Na6 7.a4 Nc5 8.a5 g6 9.a6 Bd5 10.Nc3
同型の追従も一つの方法ではあります共に嫌がって
外してきてからが力量の差の見せ場になってきます
1.d4 Nf6 2.f4?!(Canard Openin 参考図)
希少価値的に試みる人がいるかもしれないが疑問です
手順前後でも同じ事で e4 はブロックされれば e3 と
進めることになり強固ですけど負けない思惑が透ける
駒の繰り替えが難しいので勝ち味も乏しいと言えます
ダッチ的に d3-e4 を目指すのが正しい流れでしょう
1.f4 d5 2.Nf3 Nf6(参考図)
e4 のポーン並びを防ぐ手の d5 が常套手段です
並ばしても戦えますが白の満足は黒の不満足です
3.g3 e6 4.Bg2 Be7 5.0-0 b5 6.d3 Bb7 7.Qe1
c5 8.c3 0-0 9.a4 b4 10.cb4 cb4 11.Kh1 Nc6
白でダッチを指す流れで e4 をフクミの進行です
キングのコビンはキズなので早めの回避は周到で
時に立ち遅れに繋がりますが強く出るには必要
3.e3 g6 4.b4 Bg7 5.Bb2 0-0 6.Be2 b6 7.c4
dc4 8.Bc4 Bb7 9.0-0 Nbd7 10.Qe2 c5
キングビショップを動かすには g か e ポーンを
突かねばならないのでそこで作戦が決まります
キャスリング後は開戦を睨んでの動きに移ります
総じてクイーンサイドの折衝がメインとなります
1.f4 e5 (From Gambit 参考図)
取らずに e4 を突けばキングズギャンビットです
私はほぼ e5 とします本音の部分は相手がビビって
キングズギャンビットにしないかなと期待してます
2.fe5 d6 3.ed6 Bd6 4.Nf3 g5 (Lasker) 5.g3 g4
6.Nh4 Ne7 7.d4 Ng6 9.Ng6 hg6 10.Qd3  Nc6
ポーンを d6 まで取れば g5 から後は勢いで進みます
取らないなら 3.Nf3 de5 4.Nc3 などの変化です
Nh4 は正しい受けで Nd4 ならh5-h4 の殺到です
hg6 の後は Rh2-Rh2-Bg3 があるので受けてます
Nc6 c3 はキカシで Nd4-Qd4-Bg6 のスヌキ狙い
ギャンビットはアマの戦法ですが人気はありますね
 

King's English

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月15日(月)18時59分10秒
返信・引用
  1.c4 e5 (King's English 参考図)
白でシシリアン気味に進めることになります
2.g3 Nf6 3.Bg2 d5 4.cd5 Nd5 5.Nc3(Reverse
Dragon) Nb6 6.d3 Be7 7.Be3 0-0 8.Rc1 Re8
リバースを進める狙いは知っている定跡に誘って
ユラギから指し過ぎかミスを引き出したいのです
2.Nc3 Nf6 3.Nf3 Nc6 (Four Knights 参考図)
先にナイトを出してポーン突きを考える流れです
ポーン突きでナイトに当てる手はここでは疑問です
3. ... e4? 4.Ng5 Qe7 5.Qc2
e4 のポーンは守れないので取られれば劣勢です
4.e3 Be7 5.d4 ed4 6.ed4 d5 7.cd5 Nd5 8.Bd3
0-0 9.0-0 Bg4 10.Be4 Nf6 11.Bc6 bc6
ダブルポーンが出来ても d4 が孤立しているので
守るのは難しく交換だけなら互角で推移してます
4.g3 d5 5.cd5 Nd5 6.Bg2 Bc5 7.0-0 0-0 8.d3
Re8 9.Ng5 Nf6 10.Qb3 Qe7 11.Nd5 Nd5
勝ちを目指すのであれば交換よりもいかに局面を
複雑に出来るかがアヤを生み出す不可欠要素です
2.Nc3 Bb4 (Kramnik-Shirov Countrattack)
3.Nd5(参考図)
ピンではないので取りが先手になる前へ出ます
ビショップを守る手は疑問でナイトで取られます
守る手は初心者だけで高段者は必ずビショップを
逃げますナイトとビショップの交換はナイト側の
利だからです後手ならシクジリにも見えますね
1992にクラムニクが試していますがドローでした
3. ... Be7 4.d4 d6 5.e4 c6 6.Ne7 Qe7 7.Ne2 f5
8.de5 Qe5 9.ef5 Nf6 10.Qd4 Bf5 以下略 1-0
1994にシロフがカスパロフ相手に指したラインで
トップ選手間の対局で初期に指せば名前が残ります
けど結果が負けなら黒有望とは認められませんね
本家よりアナンドの採用頻度はかなり高いですね
3. ... Bc5 4.b4 Bd4 5.Rb1 c6 6.e3 cd5 7.ed5
d6 8.de5 de5 9.d4 e4 10.c5 Ne7 11.Ne2 0-0
追撃はアマ好みので力戦好きなら指しますよね
黒のチョイスの狙いはかシシリアンからの離脱と
局面のユラギを求めて試みられているのかも
4.e3 c6 5.d4 cd5 6.dc5 Qa5 7.Bd2 Qc5 8.
Qg4 g6 9.b4 Qd6 10.cd5 Nf6 11.Qc4 Na6
ナイト当ての c6 は当然で Nc3 なら d5 が調子
d4 が機敏で勢いの交換は白に分があるようです
 

1.c4 (English 参考図)

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月13日(土)16時45分49秒
返信・引用
  English Opening
白が d4 を突ければ多くのオープニングに戻ります
例えば Nf6-Nc3-g6-d4 のキングズインディアンの
流れなら白は容易く d4 を突くラインにもどります
もっとも黒もスンナリ d4 を突かしてはくれません
応手で目につくのはポーンの並びを防止する手です
d4 の牽制なら同型の c5 か対抗の e5 になります
1.c4 自体はビショップ展開できる手ではないので
効率を考えればどうなのかなと思われています
1.c4 d5 (Vector) 2.cd5 Qd5 3.Nc3 Qa5 4.Nf3
e5 5.g3 Nf6 6.Bg2 c6 7.0-0 Be7 8.d3 0-0
c と d ポーン交換は白に分がありますからイキナリ
当てるのはよく思われていませんし少し性急です
1.c4 c5 (Symmetrical 参考図)
次の手で d4 が来ると考えれば交換を迎える姿勢を
見せる c ポーンの同型の追従は無難ではあります
2.Nf3 Nc6 3.Nc3 Nd4 4.e3 Nf3 5.Qf3 g6 6.b3
Bg7 7.Bb2 d6 8.g3  Rb8 9.Bg2 Nh6 10.Qd1 0-0
ナイト交換の為に手を尽くして手損しているようにも
感じるのですが意外や黒の勝率は悪くないようです
2.Nf3 Nc6 3.d4 cd4 4.Nd4 Nf6 5.Nc3 e6 6.e4
e4 で手順前後の Sicilian Taimanov に戻っています
他の手なら戻らないので分かりやすさを優先ですか
2.g3 Nc6 3.Bg2 g6 4.e3 Bg7 5.Ne2 e6 6.d4
cd4 7.ed4 d5 8.cd5 ed5 9.Nbc3 Nge7
e3-d4 はポーンの並びの構想で何が何でも拒否なら
e5 まで突けば白も d3 からの組み立てとなります
黒も d6 が相場ですがシカケを封じる方が勝ります
1.c4 c5 2.Nc3 Nf6 3.Nf3 Nc6(参考図)
イングリッシュでは出しやすいナイトを出してから
ポーン突きを考えるが序盤での動きになっています
4.e3 e6 5.d4 d5 6.cd5 ed5 7.Bb5 cd4 8.ed4
d5 で手順前後の QGD Tarrasch に戻っています
ポーンを目一杯まで突けばありきたりに戻ります
4.e3 e5 5.d4 cd4 6.ed5 e4 7.Ne5 Bb4 8.Be2
0-0 9.0-0 Re8 10.Bf4 Bc3 11.bc3 Ne7
d4 を素直に取れば平坦になり旨味は出てこずに
バラけるだけですから少し立ち遅れでもアヤ重視
4.d4 cd4 5.Nd4 e6 6.g3 Bc5 7.Nb3 Be7 8.Bg2
0-0 9.0-0 b6 10.Bf4 Ba6 11.Nd4 Nd4 11.Qd4
d4 からシカケルのが王道ではあります11手目は
Ba8 と踏み込むのもあります Qd4 は弱気ですかね
 

Larsen Attack

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月11日(木)16時07分41秒
返信・引用
  1.e3 (Van Kruijs)
一眼は奇異で効果的とは考えられてませんが d4 か b3
のポーンを突く事の絡みになりますから構想次第です
序盤であっても変化は膨大で示しているのはあくまで
一部分だけですので入念に下調べしてから試してね
1.b3 (Nimzowitsch-Larsen Attack 参考図)
センターポーンを突かずに g3 もありますが狙い所が
違いますから連携よりサバキ重視を考えての動きです
ポーンを1つ突くオープニングの中では有効の方です
黒はキングズキャッスルが普通ですからビショップの
遠見の睨みはダイアゴナルが通るほど威圧感が増します
e5 で止める形が採用多数で支えるなら d6 になります
かたや f6 は指し過ぎになり白枡がキズと見なされます
フィッシャーとカルミニクが気まぐれか採用しています
通常の定跡は皆が知っているので思惑ハズシですかね
格下相手なら何を指しても勝つのがチャンピオンクラス
1.b3 e5 2.Bb2 Nc6 3.c4 Nf6 4.e3 Be7 5.a3 0-0
6.Qc2(参考図)
c4-a3-Qc2 がフィッシャー好みの形でクイーンを上る
ためには a3 は欠かせないのがタマにキズというもの
6. ... Re8 7.d3 Bf8 8.Nf3 a5 9.Be2 d5 10.cd5 Nd5
11.Nbd2 f6 12.0-0 Be6 13.Kh1 Qd7 14.Rg1 Rad8
急戦にはなりにくくユックリした駒組みが通常でもあり
どこに駒を置くかによって連携の構想となります
1.b3 d5 2.Bb2 Nf6 3.e3 g6 4.c4 dc4 5.Bc4 Bg7 6.
Nf3 c5 7.a3 0-0 8.b4 Nbd7 9.0-0 b6 10.bc5 bc5
ビショップにはビショップで対抗して備えるのも一考
確立された定跡の手順はないのではと思われています
個々の力量で手を繋いでいくのが多勢になっています
1.b3 e5 2.Bb2 Nc6 3.c4 Nf6 4.Nf3 e4 5.Nd4 Bc5 6.
Nc6 dc6 7.e3 Bf5 8.Qc2 Qe7 9.Be2 0-0-0 (参考図)
黒が優勢です d2 が弱点 1970年の Larsen-Spassky
10.f4? Ng4! 11.g3 h5! 12.h3【Nc3 Rd2+- 13.Qd2 Be3 14.Qd1 Nf2 14.Qc2 Bf2 15.Kf1 Ne3 15.Kd2 e3 】h4! 13.hg4 hg3 14.Rg1 Rh1!! 15.Rh1 g2 16.Rf1【Rg1 Qh4 17.Kd1 Qh1 18.Qc3 Qg1 19.Kc2 Qf2 20.gf5 Qe2 21.Na3 Qd3 22.Qd3 ed3 23.Kc3 Be3 24.de3 d2 25.Rd1 Rh8-+】Qh4 17.Kd1 gf1Q【Bf1 Bg4 19.Kc1 Qe1 20.Qd1Qd1#】
このゲームは戦法がマズかったのではなくスパスキーの
着想が秀逸を極めているという印象を持ちました
私は初心者の頃はほぼ 1.b3 でゲームを始めてました
 

Reti Opening

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月 9日(火)16時01分43秒
返信・引用
  1.g3 (Benko Opening 参考図)
序盤ではビショップを出すためにポーンは2ヶ所突く
ことになりますので g3 と d のポーンはセットです
白が低い姿勢で臨むと黒はセンター確保にでます
1.g3 Nf6 2.Bg2 d5 3.d3 e5 4.Nd2 c6 5.e4 Bd6
6.Ngf3 0-0 7.0-0 Re8 8.Re1 Nbd7 9.c3 Nf8
d3 なので白でピルツを指す感覚となり d4 まで
突けばメジャーオープニングに戻り易いと言えます
中盤の構想次第で十分優位に立つことは可能です
フィアンケットは防御としては堅固ですから自身を
固めてから打って出るのは堅実な指し方となります
1.Nf3 (Reti Opening 参考図)
申し分ない立位置なので一手は無駄にはなりません
手順前後からメジャーオープニングに戻ること多数
ナイトを飛び相手の応手の様子を見る考え方をする
人はかなり多いですし駆け引きの要素もあります
受け身になりがちなので勝ち味は少し薄い感じです
1. ... c5 2.e4 でシシリアンに戻す人も多いですね
シシリアンなら研究していて自信があるのでしょう
Nf3 の後はフィアンケットして考えても十分です
1.Nf3 c5 2.c3 d5 3.d4 cd4 4.cd4(Siav Exchange)
Nc6 5.Nc3 Nf6 6.Bf4 Nh5 7.Bd2 Nf6 8.e3 e6
d4 を突くとありきたりな定跡に戻りやすくなります
1.Nf3 d5 2.g3 g6 3.Bg2 Bg7 4.0-0 e5 5.d3 Ne7
6.e4 0-0 7.ed5 Nd5 8.Re1 Nc6 9.Nc3 Nde7
e4 を防ぐ d5 か Nf6 と同型の追従がほとんどで
ほぼ d4 系の戦い方がベースとなり黒にセンターを
先行させて白がクズシに出るのが作戦となります
c4 を突くとかなりの高確率で English に戻ります
1.Nf3 d5 2.g3 Nf6 3.Bg2 c5 4.0-0(参考図)
フィアンケットして相手の陣形を見てシカケをみる
d3 でも d4 のどちらでも分類的には King's Indan Attack になります黒の形はあまり関係ありません
4. ... g6 5.d4 cd4 6.Nd4 Bg7 7.Nb3 Nc6 8.Nc3
e6 9.e4 d4 10.Na4 0-0 11.c3 dc3 12.Nc3 e5
キングの固さをさほど気にする必要はありません
キングが薄くても駒の効率の方が重要なのですから
4. ... Nc6 5.c4 d5 6.e3 e5 7.ed4 ed4 8.d3 Be7
9.Bf4 0-0 10.Ne5 Ne5 11.Be5 Ng5 12.Re1
黒の戦法を白でしても勝率は上がりませんなぜなら
戦略の基本が低い姿勢からの受け身なので負けない
指し方となっていますからドロー歓迎だからです
 

Van Geet Opening

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月 8日(月)16時55分40秒
返信・引用
  形を決めずに相手の対応を見ての駆け引き要素が大で
次手の組合せ次第では通常定跡より差がでます
1.Nc3 (参考図)
1.Nc3 は d4 との配合は d5 で疑問手とされています
e4 を突けばありきたり戻りますが阻止されれば c4 の応援が出せないので効率から悪いと考えられています
乱好みなら揺らぎとなるので一興かもしれません
1. ... c5 2.e4 ならシシリアン e5 2.e4 でビエナです
1.Nc3 d5 2.e4 d4 3.Nce2 c5 4.Ng3 Nc6 5.Bc4
a6 6.d3 e6 7.a4 Bd6 8.f4 e5 9.f5 Nf6
センターカウンターでナイトを跳ねたのと同じです
手順違いでなくても構想的には疑問でしょうね
ポーン交換は行われずナイトに当てるのが気取りない
1.Nc3 d5 2.d4 Nf6(Veresov Attack 参考図)
e4 をブロックされれば白からポーンをぶつける所が
ないのでシカケ筋を放棄しているとも言えます
3.e4(Blackmar) Ne4(e6 French) 4.Ne4 de4 5.
Be3 c6 6.Bc4 Nd7 7.Qh5 g6 8.Qh4 Qa5
ギャンビットは常にありポーン1つなら耐えられる
取って前へ出るか取らずに従来に戻すかです
3.e4 de4 4.f3 ef3 5.Nf3 Bg4 6.h3 Bh5 7.g4 Bg6
8.Ne5 e6 9.Qf3 c6 10.g5 Nh5 11.Be3 Bb4
ポーンを取り返さず展開を早めるのも古くからあり
駒数より手段に重きを置いていた昔では当然の一手
人では全ての変化を読んで正しい評価を下すことは
出来ませんし読んで手を進めるのと定跡書をなぞる
のも同じなので先人達の局面の再現が手っ取り早い
1.Nc3 Nf6 2.Nf3 d5 3.g3 c5 4.Bg2 Nc6 5.0-0 e5 6.d3 Be7 7.h3 0-0 8.e4 d4 9.Ne2 b5 10.a4 Ba6
11.Nd2 ba4 12. Ra4  Bb5 13.Ra1 a5 14.f4 Nd7 15.f5 Bg5 16.h4(参考図)
出だしは変則でも進行はすぐに定跡形となってます
パターン認識力があれば何の定跡かは分かりますね
7.h3 はある手ですけど進行に寄与しませんでした
参考図の局面はリバースのキングスインディアンで
16手目で h4 を突いたので戻っています本来は h2
から h4 を h3-h4 と2手かけたので先行の一手が
なくなったので黒の手番となることで戻りました
16. ... Be3 17.Kh2 f6 18.Nc4 Bc1 19.Qc1 Bc4 20.dc4 Nb6 21.b3 Nb4 22.Rf3 a4 23.g4 ab3
玉頭攻めを緩和されるとクイーンサイドの攻防に
手を戻さなくてはならないので悪いとされています
 

Minor Opening

 投稿者:高島文治  投稿日:2018年 1月 7日(日)10時04分55秒
返信・引用
  序盤の出だしであっても全ての変化を網羅する事は
無駄であり無理なことは理解できるかと思います
初手で効果的と思われいるのは5・6手くらいで
ほとんどの手は多くの人に非効率と見なされてます
定跡としてある程度は有効と考えられているのは
可能手の中では少ない方にあるので勝ちに向かって
いく正しい道筋はかなり細い幅になっています
1.a3 (Anderssen), 1.h3 (Clemenz), 1.a4 (Ware),
1.h4 (Kadas), 1.f3 (Barnes), 1.Na3 (Durkin), 1.Nh3 (Amar/Paris) 初手ポーン突きでセンターに
響かないない手とビショップ出に関係ない突き出し
はダメとされていますただし手順前後で主要定跡に
戻る手の物もありますが出だしとしての価値は低い
まれにアマチュアでは指す人はいるものでこの事は
勝つ事より楽しむことに重点を置いているからです
ただしコンピュータソフトは何を指しても勝ちます
最初から最後までスキなく最もバランス良い配置が
できるからで人は手と手の連携に綻びが必ず出ます
1.c3(Saragossa 参考図)e5 2.d4 ed4 3.Nc3
d5 4.Nc3 c6 5.Bf4 Bd6 6.Bg3 Ne7 7.e3 Nf5
8.Bd6 Nd6 9.Bd3 Bf5 10.Bf5 Nf5 11.Qg4 g6
2手目に d4 を突けば白でカロカンをする感覚です
真っ当なゲームにするかどうかは構想次第ですね
2.Qc2 と指されたことがありましたクイーンが c2
に上がる必然はなくセンターのキキ放棄で疑問手
1.g4(Grob 参考図)d5 2.Bg2 e6 3.d3 c5 4.Nc3
Nc6 5.e4 de4 6.Ne4 Nf6 7.g5 Ne4 8.Be3 b6
キングサイドキャッスルはスキだらけに向かうので
考えられずロングキャッスルを目指す事になります
収まるまでに手数が掛り過ぎるのがすでに疑問です
1.g4 d5 2.f3? e5 3.d3 Qh4 4.Kd2 h5 5.h3 hg4
0-1 2017 Hou, Yifan(2651) - Lalith, Babu MR
不利になれば指し続ける気力が萎えてしまいますね
1.b4(Polish 参考図)e5 2.Bb2 Bb4 3.Be5 Nf6
4.e3 0-0 5.Nf3 Re8 6.Be2 d5 7.0-0 c5 8.Bb2
クイーンサイドのポーンは取られても痛手は少ない
b と e のポーンの交換は白の利ですけどセンターに
効率よくキキを集めている黒が優位に立っています
突いたポーンに目を行かせて撹乱が目的で次の手は
ビショップが上がりますし突いたポーンは守らずに
ギャンビットする等ウマク指せればそれなりです
 

Grunfeld Modern Exchange

 投稿者:高島文治  投稿日:2017年12月30日(土)16時26分1秒
返信・引用
  1.d4 Nf6 2.c4 g6 3.Nc3 d5 4.cd5 Nd5 5.e4
Nc3 6.bc3 Bg7 7.Nf3 c5 8.Rb1(Modern 参考図)
c5 を指されたらルークを寄るのが手の調子です
このラインが指され出したのは1985年頃ですが
30年前でも比較的新しいのでモダンラインです
最近の傾向は 8.Be3 もありますが Bg4 が来れば
ナイトとの交換は白の負担なので h3 の手が必要
8. ...  Nc6 9.d5 Bc3 10.Bd2 Bd2 11.Qd2 Nb8
(Na5 12.Bb5 Bd7 13.Bd7)12.Qc3 0-0 13.Qc5
d4 へキキを足す Nc6 には d5 のアテが本流です
8. ... Qa5 9.Rb5 Qa2 10.Rc5 Nd7(Na6 11.Bb5)
11.Rb5 a6 12.Rb3 Qa5 13.h4 0-0 14.h5 Nb6
c3 を狙う筋は有力ですが受けません反撃があります
c5 のポーンが盤上から消えると白はラクの気分です
9. ... Qc3? 10.Bd2 Qa3 11.Qc2 c4(cd4 12.Qc8#
11. ...  Nc6 12.Rb3+-) 12.Bb4 Qa6 13.Bc4+-
クイーン単独の潜入は捕獲を狙われて危険がいっぱい
8. ... 0-0 Be2(参考図)
キャスリングをしてから動くのが正しい選択です
9. ... Nc6 10.d5 Ne5 11.Ne5 Be5 12.Qd2 e6
13.f4 Bc7 14.0-0(c4 Ba5-+) ed5 15.ed5 Ba5
ナイトを c6 に跳ねるのは初期の頃の定跡で d5 と
に突かれると急がされるので知らないと危ないです
Bg7 に引くのは c4 からポーンで押さえ込まれます
10. ... Bc3? 11.Bd2 Bd2 12.Qd2 Na5(Nb8) 13.h4
c3 のポーン取りは疑問で黒の自爆に近いですなので
c3 は毒リンゴなので食べると苦痛が襲って来ます
h4 からメイトを狙われて受けに回るので黒劣勢です
9. ... b6 10.0-0 Bb7 11.Qd3 Ba6 12.Qe3 Qd7
13.dc5 Be2 14.Qe2 ba5 15.Rd1 Qe6
ビショップの g4 への進出は d4 への応援でもあり
ますが b7 の走り残りなので負担と考えらています
9. ... cd4 10.cd4 Qa5(参考図)
c3 に目が行くと誤るのでサッパリさしてからが勝負
11.Bd2 Qa2 12.0-0 Bg4 13.Be3 Nc6 14.d5 Na5 15.Bg5 b6 16.Be7 Re8 17.d6 Nc6 18.Bb5  Ne7
黒はポーン交換から a2 のポーンをゲットでにます
白はセンターの厚みの維持の代償となっています
11.Qd2 Qd2 12.Bd2 Rd8 13.d5 Na6 14.Rc1
f5 15.e5 h6 16.Bc4 Kh8 17.0-0 g5
チェックに Qd2 はポーンを維持を表明してますが
交換すると攻撃力が弱わりますから苦渋の選択
 

Grunfeld Classical Exchange

 投稿者:高島文治  投稿日:2017年12月29日(金)18時13分43秒
返信・引用
  1.d4 Nf6 2.c4 g6 3.Nc3 d5 4.cd5 Nd5 5.e4
Nc3 6.bc3 Bg7 7.Bc4(Classical 参考図)
Nc3 を取らない変化もありますけど趣向となります
ビショップが c4 に出るのは古くからのラインです
7. ... Nc6 8.Ne2 0-0 9.0-0 e5 10.Be3 Qe7 11.
f3 ed4 12.cd4 Rd8 13.Qa4 Bd7 14.Qc2 Na5
センターポーンを頑張られると厳しいのでクズシに
出ます c5 が主流で Nc6 なら必然的に e5 です
7. ... 0-0 8.Ne2 c5 9.0-0  Nc6 10.Be3(参考図)
d4 にプレッシャーを掛けてくのが流れでナイトは
e2 が正しく f3 はピンされると悪いとされてます
10. ... b6 11.Rc1 Bb7 12.Qd2 Ra8 13.Rfe1 e6 14.f3 cd4 15.cd5 Qd6 16.h4 Qb4 17.Qb4 Nb4
駒の展開ならビショップの繰り出しが急務なので
クイーンサイドからの遠目の睨みが反撃の構想です
10. ... Qc7 11.Rc1 Rd8 12.f4 Bg4 13.f5 gf5
14.h3 cd4 15.Bf7 Kf7 16.Qb3 e6 17.Nd4 Nd4
d4 での攻防を躱して手を繋ぐのが白のプランで
d4 は落ちそうでも反撃が有れば目先が変わります
10. ... Bg4 11.f3 Na5(参考図)
Be3 が入ればポーンはポーンで守るのが最強なので
あいている f3 を埋めるのが一目でポーンの並びも
美しいと思うのですが突かすのは黒の利なのかな
古いラインは 12.Bd3 cd4 13.cd4 Be6 でした
一連の手順はヘンと思われるのですがどうですか
手順を変えてみれば 10. ... cd4 11.cd4 Na5 12.
Bd3 Be6 13.f3 ならば黒番でそれがビショップを
出て f3 を突かして引くのはヌケたような印象です
この手順のキモは黒の思惑として12手目を Bf7 と
指さないかなと願っていることがあげられます
25年前までは 12.Bf7 はポーンダウンだけれど白の
配置には乱れがあり黒も指せるの評価が大勢でした
だからポーンを突いた直後にナイトを跳ねてました
評価の変わりは1987年の Karpov-Kasparov 戦で
カルポフが勝ってからです f7 に切って白よしなら
黒は一体なにを目指しているかわからなくなります
Bf7 で必ず勝てる訳ではないけど試す人は多いです
12.Bf7 Rf7 13.fg4 Rf1 14.Kf1 Qd6 15.e5 Qd5
16.Bf2 Rf8 17.Kg1 Bh6 18.h4 Qf7 19.Bg3 Be3
以下略 Karpov-Kasparov 1987  1-0
85年名古屋オープンでも現れ関西選手が指しました
ポーンアップを主張しましたが実りませんでした
 

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